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新人時代:SMクラブは○○だと思っていた
シオラに入った頃、実は自暴自棄でした。

その前に勤めていた会社を辞めました。
その会社は私にとって憧れの会社だったので、
そこを辞めるというのは人生で一つの目的が終わってしまったような気がしていて、
燃え尽きたような、諦めたような、そんな気持ちでいた頃でした。

もうキャリアとか、どうでもいいや。
今まででは考えられないような、自分の興味のあることをやろう。

そう思って入ったのがSMの世界であり、シオラでした。

当然、人に言えないような世界に入るのに、かなりの抵抗がありました。
でも、もうどうにでもなれ、という気持ちでしたので・・・
そういう状況、心境でなかったら、きっとSMクラブの門を叩いていなかったと思います。

入った頃は自暴自棄な上、相当ビビっていました。

まず、SMクラブなんて絶対裏に怖い組織がついていて、
いかついお兄ちゃんが出入りしているんだろうと思っていました。
最初出勤に消極的だったのですが、これが原因です。
さすがにヤバそうだったらすぐ辞めないと、といつでも飛べる準備をして(笑)
最初はクラブの様子を伺っていました。
しかし一向に怖い組織も怖いお兄ちゃんも現れず、日々の業務が粛々と行われているのみでした。

もう一つ怖いことがありました。
男性と密室で二人きりになるということです。
年間で何人か襲われてる人とかいるんだろうな、と思っていました。
部屋に入ってきたら皆手錠か何かをかけておけば大丈夫かなとか、
こちらが怖そうに見えれば大丈夫かな、と思って
手には必ずムチを持っているようにしてました。
しかし実際は、せっかくMとしてお金を払っているのに襲うなんて間逆なことをするわけもなく、
むしろ男性の方が必要以上に恐縮したり怯えたりしていて、
M男とは苛められることに全力を傾けている人種なのだなあと知るのでした。

最初に抱いていた恐怖心はものすごく凝り固まった偏ったイメージで今思うと可笑しいんですが、
でもSMやSMクラブを全く知らない人だったらきっとこう思っている人も多いんじゃないかと思います。

最初は本当に、何も知りませんでした。
あるのは単純に興味。それだけでした。
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5/21発行のメルマガより転載。
現在シオラのメルマガ「ドミナの内緒話」で新人時代の話を書いています。
【2009/05/22 13:10】 | 新人時代の話 | page top↑
「初めてのプレイ見学」のおまけ!
なんと!
先日掲載した「初めてのプレイ見学」の記事を見て、そこに登場したNちゃんが画像を送ってきてくれました。
初めての見学にきてから一ヵ月後、余裕綽々になったころを激写されていたらしいです。
7年近く前の超~~貴重画像です。よく撮った、そしてよく残っていた!


それがこちら。↓
1ヶ月後の紫さん
これでもかってくらいモザイクかけたから恥ずかしいところを載せちゃったけど許してね、Nちゃん。
でもブラジャーつけてるのは分かるね。(この日は白だったんだね)

Nちゃんをじっと見ています。
Nちゃんも私を見ているようです。

何とも言えない気持ちになります。
【2009/04/18 03:50】 | 新人時代の話 | page top↑
新人時代:初めてのプレイ見学
はじめてのプレイ見学のことはまだ覚えています。

「準備ができるまで控え室で待っていて」
そういわれて待っていると一本の電話が。
「どうぞ、勝手にドアを開けて入ってきていいから」

そう先輩ドミナに言われ、おそるおそるプレイルームに向かい、ドアを開けました。
中は薄暗く、奥に進むと明かりがついています。
そちらの方へ進むと、いきなり目に入ってきたのが
大きく手足を開かれ縛られた、
真っ赤なブラジャー、パンティーを着ているおじさんでした。

「あ~見られちゃったわね、恥ずかしいわね」

その言葉に反応したのか、おじさんはパンティーからはみ出るほどにペニスを勃起させていました。

衝撃・・・
としか言いようがありませんでした。

おじさんが、赤い下着をつけ、ペニスを勃起させている。
この倒錯的な出来事に目の前がくらくらしました。

そんな私と私の驚きを見て興奮しているおじさんを見て、先輩ドミナはニヤニヤと笑っていました。

私はおそらく、このとき初めてSMを見ました。
イベントやパーティーで見るのはSMごっこ、見世物でしょう?
でもここにあるのはリアル。
ここにいる3人の関係性の中でおじさんは興奮して勃起している。
その性的興奮は女王様だけでなく、私にも向けられている・・・。

そのことに恐怖さえ感じていました。

私はドミナデビュー前、よく露出狂の人や、町の通りすがりの人にオナニー見学の申し出を受けたりしていました(←うそみたいですが実話です)。

そういう人たちの性欲に攻撃性のようなものを感じていたので、怖さや強い嫌悪感を抱いていました。
(きっとその表情が尚相手を興奮させていたのでしょう)
そのときと同じ感情だったと思います。
完全に相手に飲まれていました。

その姿を見せつけられ、プレイルームを後にし、私は女王様なんてできるのだろうかと自問自答しました。

「紫さん、問い合わせがたくさん入っています、デビューはいつにしますか?」
マネージャーにそう言われていましたが、私はそういった怖さと、プレイを一人でやる自信もまだ全然なかったので、
「もう少し見学させて下さい」
としばらく答えていました。
その頃同時期に入店した椿さんは、既に持ち前のSMセンスを発揮し、どんどんセッションを重ねていました。

追記。
このときに見学に入った赤い下着のおじさんことNちゃんとは今まだお付き合いがあり、度々セッションを重ねています。
今は私が下着を着せ、縛り上げ、体中をまさぐりもてあそんでいます。

Nちゃんもこのときのことを覚えていて、よくこの話をします。
「紫さん引いてましたよね~。この子大丈夫かなと思いましたよ。
でもこのあと一ヵ月後くらいにWプレイか何かで呼んだときにもう『あ~らNちゃん可愛い下着つけてるね』なんて余裕で言ってたのでアレ?と思ったんですよね。」
ということは、デビュー1ヶ月くらいで既に変態たちに揉まれ慣れっこになってしまったってことなのかな?
「慣れって恐いね~!」
と言って笑い合っています。

Nちゃんとはデビューの頃からですから、もう7年の付き合いになるということです。
SMという趣味を通してこんなにも長く続く人間関係を構築できるというのはありがたいことですね。
こういうのもSMを続ける醍醐味のひとつのように思います。

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4/14発行のメルマガより転載。
現在シオラのメルマガ「ドミナの内緒話」で新人時代の話を書いています。
【2009/04/15 01:26】 | 新人時代の話 | page top↑
新人時代:プレイの仕方なんて誰も教えてくれない
入店までは人生の転機があったり思うこともあったりいろいろあったのですが、基本的には興味があったので「興味のみ」でこの世界に入りました。
SMに関して詳しいことは何もわかりませんでした。

面接後初めてシオラのオフィスを訪ねたとき、
リエさんが納豆をかき混ぜながら慌ただしくドアを開け出迎えてくれたことを覚えています(笑)。

2回程衛生や安全に関する講習を受けた後、リエさんはベルギーに旅立って行きました。
そしてそれから数ヵ月会うことはありませんでした。
なのでプレイに関しては先輩の見学や実地で覚えました。いわゆるOJTです。

縛りは空き時間に先輩が代わる代わる教えてくれました。
今でも感謝です。
ただその人によって型や留め方が微妙に違い最初は混乱しました。
「多少違っても結果が同じならオッケー」ということすら分かりませんでした。

情報を統一するため、最終的には緊縛ビデオで覚えました。
濡木痴夢男さんのものだったと思います。
何度も止めて巻き戻してを繰り返して縄筋を覚えました。
(尚現在は、師匠である縛師雪村春樹先生の縄筋を基本的には真似ています。)

当時は、例えば後手縛り、みたいな型を作るのが精一杯で、
今みたく
「縄に気を入れる」
なんて考える余地は全くありませんでした。
でも形だけでも完璧にしなければと思っていました。
だって女王様だけど最初は自信なんて正直ありませんでしたから、
何か少しずつでも形にしていって、自信につながるようにしたかったのです。

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4/8発行のメルマガより転載。
現在シオラのメルマガ「ドミナの内緒話」で新人時代の話を書いています。
【2009/04/14 03:42】 | 新人時代の話 | page top↑
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