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2012LA記 Domの会
「せっかくLAまで行くのだから、何かLAのSM文化に触れるようなことがしたい」

と渡米前に世話人Dさんにリクエストしたところ、計画してくれたことのうちの一つがSMサークルへの参加でした。

「ちょうど渡米期間に私の知っているグループでDomの会があります。皆レザーの服を着ています。
MURASAKIさんにはFemdomの会のほうがいいかもしれないけど、あいにくFemdomの会は2週間後なのですよ。
参加してみますか?」

もちろん。

ということで渡米期間中2日目の夜、女性ですが私もレザーの服を着てお邪魔させていただくことになりました。


グループのうちのどなたかのおうちでしょうか。
12月だったこともあり、家の外も綺麗に光のデコレーションがされており、手入れされた芝生のお庭を通って、大きなパーティもできるようなリビングに通されました。


中に入ると、30人くらいの人が椅子に着席しており、前に3つの椅子。
こ、これは・・・


「今日は東京から緊縛マスターの雪村春樹さんと、彼の弟子で東京のミストレスクラブでプロのミストレスをしている紫さんが来てくれました」

拍手の中前においてある椅子に通され、着席。

「この機会に、私たちの会と日本のスペシャルゲストとの親睦と理解を深めましょう。」


おお、何だこの流れは・・・
彼らのパーティーにちょっと顔を出して見せていただくというのではなかったのか?
しかもこの講義をするような会場のつくりは・・・

私の頭の中が若干混乱する中、会は続きます。

同行したマスターKが日本の緊縛についての解説をはじめます。

2日目の夜のこの会場から私たちに加わってくれた、世界中を飛び回る雪村先生の外国人弟子のうちの一人春翔さんことFさん、彼は5ヶ国語が堪能なのですが、彼が横について通訳を務めてくれています。

こちら側に向かって何列も作られた椅子の列に革の服を着た男性が座り、そのパートナー奴隷と思われる女性たちは、横に座ったり、足元にぺたんと座ったりして、一心にマスターKの緊縛の話を聞いています。


「雪村先生になにか緊縛についての質問を」
マスターKの問いかけにたくさんのマスターやスレイブが手を挙げています。

ディスカッションの始まりです。

革のDomの会の人たちは、緊縛をやっている人からまったく知らない人たちまで様々です。

「縄をかけているマスター側のの喜びとは何なのか?」
「縄をかけられているスレイブの、いわゆる”縄酔い”といわれる状態とは何なのか?」

そういった質問が先生に飛ぶ一方、緊縛を経験したことのあるSやM側から自分の体験が語られたりしていました。
また、こういうところは、スレイブであっても臆することなく自分の意見を述べています。

活発なディスカッションに、こういうところはアメリカっぽいなあ・・・などど感じていると、先生が

「雪村流の緊縛とは、まず相手の気持ちを縄で感じることにあります。簡単なので、縄一本でみんなで試してみましょうか」

との提案があり、即席の雪村流縄遊戯講習会の始まりです。

「一本縄でも十分にお互いが感じられる。逆に一本でも簡単に伝わってしまうので、マスターも気を抜けられへん、Mにばれてまいますからね」

ここでようやくアシスタントの私も、縛っているみなさんを周りながら交流し、アメリカの女性は大きい人が多いので、日本の男性相手だともう少し縄を厚めにしますよ、というようなアドバイスをしたりします。

皆楽しそうに縄でやりとりをし、また少しのディスカッションを経て会はお開きとなりました。


記念撮影。
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マスターは皆おそろいの革のベストに革のパンツを履いています。
写っていませんが、この男性たちに各々パートナーの女性スレイブがいます。


私もマスターやスレイブの方たちと。
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ていうか、アメリカの人って、男も女も大きいですね・・(^^;



思っていた展開とはだいぶ違いましたが(笑)これはこれでとてもいい経験となりました。
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こういうグループがいくつもあって、有意義な意見交換が常になされているのなら、
それは羨ましいことだなあと感じました。


そして翌日から3日間にわたる緊縛講習会にこのグループのカップルの皆さんが沢山参加してくださいました。
【2013/01/24 12:15】 | 2012.Dec.LA Shibari workshop | page top↑
2012年12月雪村春樹先生と縄遊戯講習会in LA
2012年の12月半ばの1週間、私の緊縛の師匠である雪村春樹先生とともに、アメリカ・ロサンゼルスにて【雪村流縄遊戯講習会】を行ってきました。
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(まったくLAらしくない(笑)LAを見下ろす丘の上にて)

今回はロサンゼルスのMaster Kという緊縛研究家の方の招致を受け、ロスで雪村流の緊縛を教えることになりました。
私は師匠のアシスタント役として、また雪村先生の日本の弟子代表として皆さんの前で模範演技のようなことをしてまいりました。

今回来られた皆さんは初心者から中級者まで、皆さん日本の緊縛、こと雪村流の緊縛に非常に関心を寄せており、技術だけでなく、その考えそのものを理解しようとする熱心さが連日ひしひしと伝わってきました。
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基本的に皆カップルでの参加。
ほとんどが男性のマスターに女性のスレイブ、中には女性のカップルの参加や、日を変えスイッチで参加される人もいました。

まったく初めてのカップルもいたようですが、多くの生徒さんが普段マスターKから習っているようで技術レベルは予想以上。嬉しい驚きでした。

カップルの中には縄を介することにお互いをより理解することを目的としていた方も少なからずいたようです。
一日かけて講習が終わった頃には、緊縛を覚える、というよりは各々に何かを感じたような内容だったんじゃないかなと思います。

技術や考え方などについて質問が常に飛び交うような、熱い講習会でした。



通常の講習日の前に、事前にマスターKさんとそのお弟子さんのためにプライベートレッスンも行われました。
畳が敷かれている部屋に吊り床もあり、マニアなんだなあと・・・。
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講習会や旅行中の細かいことについてはまたおいおい書いていきますね。

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Master "K"

Kさんは緊縛研究家とご紹介するのが適当でしょうか。
日本の緊縛についてまとめた著書「The Beauty of Kinbaku」があり、その内容は緊縛史から緊縛画、写真、縄そのものについてから縛り方まで、ありとあらゆる内容が網羅されているもので、緊縛界では世界的に有名な著書だということです。
日本語に翻訳されたものが出版されるのもそう遠くはないようです。

ご本人はすごくキュートなおじさま、といったような感じ。
ジョークが大好きな人で常にアメリカンおやじギャグらしきものを炸裂させていて、英語力の乏しい私に「意味わかったかな?先生に訳してくれ」と毎回せがむので困りました(^^;
雪村先生曰く「どこの国でも、おっさんになると冗談ばっかり言うようになるんや」と(笑)
普段は高いインテリジェンスの持ち主とわかるような、誰にでもゆったりはっきりと落ち着いた口調で話す方、日本人のように人を立てたり尊敬することを重んじるような方でした。
おかげで楽しい滞在となりました。


The Beauty of Kinbaku
http://www.thebeautyofkinbaku.com/
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【2013/01/19 09:20】 | 2012.Dec.LA Shibari workshop | page top↑
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